コロナ下の快適なライブの意外な盲点
先日このようなツイートが流れてきた。
コロナ禍での「規制されたライブ」が"快適"だと思う人は割と沢山いる件。 pic.twitter.com/LpaCexv1wp
— 餓鬼Иちょ (@pazu_official) 2022年8月27日
そうなのだ。
現在のライブシーンでは感染対策のため様々な制限が行われているが、それが慣れると結構快適だったりするのだ。
【モッシュ・ダイヴがない】
制限ありのライブではモッシュもダイヴもない。
それをきっかけに現場に戻ってきたかつてのライブキッズ*1、子育て中の方なんかも増えた。
前方で大人見したい人にとっても、現在の制限は俺得なのである。
【迷惑系熱唱男・迷惑系コール女がいない】
座席ガチャに外れると1万円払ってミスチルのライブに行ったつもりが隣のやつのジャ◯アンリサイタルに行ったことになってしまうが、声出しNGのライブでは迷惑熱唱野郎もいない。
どう考えてもこのタイミングじゃねぇだろってところで空気読まないコールするやつ*2もいない。
【地蔵がいない】
メトロックやロッキンのような前方エリア抽選制のフェスの場合は、いわゆる「地蔵」を強制排除できる。*3
なお、地蔵を批判すると、大人見タイプの人が「体動かさずにライブ鑑賞することは許されないのか!」と憤慨してたりもするが
・大人見
体は動いてないけどステージガン見
曲が終わればちゃんと拍手する
・地蔵
聴いちゃいないし踊りもしないし目線はスマホ
目当てのバンドが終わったら他のバンドも見ないで撤収
大人見と地蔵は別物なので安心してほしい。見ればわかるので。
【声出しNGライブの盲点】
しかし、そんな制限ありのライブでも騒音問題がある。
声出しNGのライブで声出しするやつは論外だが、その話をしたいのではない。
声を出せない分みんな一生懸命拍手する*4ので、いつも以上にリズム悪いやつが目立つのだ。
BPM130位のバスドラ8つ打ちの曲なのだが、こともあろうにこの曲でPPPH*6をはじめたおb…マダムがいたのだ。
「innocent world」*7はAメロ〜Bメロの途中までPPPHリズムなのでわかる。
「Tomorrow never knows」*8もPPPHは合ってないけどイントロの途中でリズム変わってPPPH勢が消滅するのでまだ許せる。
「Worlds End」ジャカジャーンドドドドンスコトコドコドコドコドコ←この曲のどこにPPPH要素が?(#^ω^)
いくらリズム悪い人でも限度があるし、3時間ずっとリズムボックス聴いてろと思うLvで腹立ったので、この日のライブは不完全燃焼だった。*9
制限があってもなくても、どちらにもメリットとデメリットがある。
元のライブシーンに戻ってほしいような、ほしくないような。複雑な心境なのである。
*1:中年になって体力の限界を感じて現場から引退した人
*2:「タガタメ」ってすげーシリアスな曲で静寂になる演出のところでわーわー言うとる女がいてTwitterでめっちゃ叩かれてた。しかしこういう手合いに限ってTwitterやってなかったりする。ガチの人(隠語)かもしれないが
*3:結局前方エリアの後ろの前方(ややこしい)に地蔵らしき集団が形成されていたが
*4:筆者は拍手のしすぎで腱鞘炎になった(チャリで会場まで行ったこともあると思うが)
*5:通称ワルゼン。元ネタはスマパンのTonight,Tonightと噂されているが、実際にメンバー間で似てるという話をしていたのはジョンスペのBellbottoms
*6:パンパパンヒュー。オタクがよくやるあれ。ご時世的に「ヒュー」はできないので正確にはH抜き
*7:通称イノワー。この略称はミスチルオタク以外には通じないと思われる
*8:通称トゥモネバ。この略称はミスチルオタク以外には通じ。。もうええて!
*9:席がむちゃくちゃ悪かったこともある。チケット取れない人もいる中でこんなことを言うのは贅沢かもしれないが、センターステージすらも見えない席はさすがにどうかと。音は悪くなかったけど